日露医療協力推進事業第3回テレカンファレンス開催

厚生労働省の日本・ロシア医療協力推進事業として本学が受託をしている,ロシアでの小児分野での内視鏡医療協力について,鹿児島大学小児外科 家入里志教授,名古屋大学小児外科 内田広夫教授,順天堂大学小児外科 山高篤行教授,東海大学小児外科 渡辺稔彦教授,神戸大学小児外科 尾藤祐子准教授らが参加のもと,第3回日露テレカンファレンスを,医学部「テレカンファレンスルーム」にて行いました。
ロシアより,クラコフ名称産科・婦人科・新生児科学センター ゲンナジー・スヒフセンター長,ポドゥロフスカヤ・ユリア新生児外科部長,ヤロツカヤ・エカテリーナ国際協力部長,ドロフィエワ・エレーナ新生児外科臨床部長,アンドレイ・パーニン新生児外科医師らが出席し,オンライン上で参加した厚生労働省医政局担当者らと,意見交換を行いました。さらに今回は,本事業をロシア,日本ともに幅広く展開してくため,ロシアならびに日本各地の関係機関の医師,約50名が参加しました。今回は,腹腔鏡下総胆管拡張症手術をテーマとし,術前・術後管理および術中の手術手技等について,活発な議論を行いました。