第7回日露テレカンファレンス開催

厚生労働省の「日露医療協力推進事業小児周産期分野(小児内視鏡)」事業により,2月10日に本学とクラコフ名称産科・婦人科・新生児科科学センター(以下「クラコフセンター」)との間で,2019年度の採択以来通算7回目となるテレカンファレンスを開催し,開会の挨拶を行いました。

日本側からは,私と,家入里志 鹿児島大学教授,大野康治 大分大学客員教授,内田広夫 名古屋大学教授,山高篤行 順天堂大学教授,渡辺稔彦 東海大学教授,尾藤祐子 神戸大学特命教授,小川雄大 大分大学病院特任助教が参加し,ロシア側からはクラコフセンター ゲンナジー・スヒフ センター長,ポドゥロフスカヤ・ユリア 新生児外科部長,ヤロツカヤ・エカテリーナ 国際協力部長,ドロフィエワ・エレーナ 新生児外科臨床部長,アンドレイ・パーニン 新生児外科医師らが参加しました。また,厚生労働省医政局総務課 本岡大樹 氏,ロシア保健省国際協力・広報局 オレグ・ソニン 副局長,さらに,今回も本事業をロシア・日本ともに幅広く展開していくため,両国の関係機関の医師約40名が参加しました。今回は,「先天性食道閉鎖症に対する胸腔鏡手術」をテーマとし,手術方法について,家入里志 教授,内田広夫 教授,ポドゥロフスカヤ・ユリア 新生児外科部長による報告と参加者全員による意見交換が行われ,全体を通して活発な議論が行われました。