お知らせトピックス2022-025
大分大学とブータン王立ケサル・ギャルポ医科学大学との大学間交流協定締結式
8月29日、大分大学とブータン王立ケサル・ギャルポ医科学大学との間で大学間交流協定締結式を行いました。
本学医学部環境・予防医学講座は、ブータンにおけるピロリ菌に関する大規模疫学調査の実施、2010年、2014年および2015年における海外研究機関との協力による国際内視鏡検査の施行など、胃癌とピロリ菌に関する研究を手掛けてきました。また、ブータン保健省と本学との消化器感染症研究における国際共同研究体制も構築し、研究者派遣等、これまでも活発な研究交流を継続しています。
ケサル・ギャルポ医科学大学は、国立研究開発法人日本医療研究開発機構(AMED)と独立行政法人国際協力機構(JICA)が共同で実施する「地球規模課題対応国際科学技術協力プログラム(SATREPS)」(2021年5月採択)の共同研究機関でもあり、本学医学部環境・予防医学講座山岡𠮷生教授を研究開発代表者として2022年8月に研究を開始しました。
本学とブータンの教育研究等機関との間で締結する大学間交流協定は初めてで、大学間交流協定を結ぶ海外の教育研究等機関は31の国・地域、100機関目の協定として2019年12月26日に締結しました。コロナ禍で延期していた協定締結式を、今回、ブータンにおいて実施しました。

(左から2人目)北野大分大学長
(左から3人目)ロテイ・ツェリン
(Lotay Tshering)ブータン首相

(左から) キンザン・P・ツェリン博士ケサル・
ギャルポ医科学大学長、
リョンポ・デチェン・ワンモ保健大臣、
北野大分大学長