6月14日、在タイ日本国大使館において開催された第37回在タイ大学連絡会（JUNThai）に、大分大学バンコクオフィス担当の内田智久講師が出席しました。
　第1部の講演会では、国連環境計画アジア太平洋地域事務所の松尾紘子氏による「国連環境計画（UN Environment Programme, UNEP）における業務」の講演が行われました。講演では、国連機関での勤務についての紹介があり、中でもConsultant positionは国連機関の勤務の入り口として最適であり、そこからステップアップしていくキャリアパスの提示がありました。聴講した大学関係者からもこの点への質問が数多くあり、活発な議論が行われました。
　第2部の連絡会では、各参加機関からの現状報告があり、大分大学バンコクオフィスからは、4月、5月にタイのマヒドン大学シリラート病院、チュラロンコン大学、マハーサーラカーム大学から10名の短期留学生を受け入れたこと、大分大学医学部学生3名が現在タイに短期留学していること、6月にタイの医学教育訪問団46名が大分大学医学部に来訪すること等について報告しました。
　大使館の打田一等書記官から、盛山文部科学大臣が訪タイ（4月30日～5月1日）したこと、9月７日、8日にJASSO日本留学フェアが開催予定であること等が周知されました。
　連絡会の終了後は、各大学の担当者と情報交換が行われるなど、国際交流の推進に当たって、貴重な機会となりました。

　大分大学バンコクオフィスでは、タイならびに周辺諸国での活動（研究、学生交流、その他）を支援しています。お気軽に tomohisa@oita-u.ac.jp までお問い合わせ下さい。