国際交流大分大学海外事務所 活動報告vol.134

シーナカリンウィロート大学訪問

 8月21日に、大分大学医学部の小林隆志教授とバンコクオフィス担当の内田智久講師が、バンコクから車で約1時間の場所に位置するシーナカリンウィロート大学オンカラックキャンパスを、23日にはバンコク中心部にあるプラサーミットキャンパスを訪問しました。今年6月にタイの医学教育に関わる先生方が大分大学を訪問されたことがきっかけで、シーナカリンウィロート大学からの要請があり、今回の訪問となりました。
 シーナカリンウィロート大学は1949年に設立されたタイの国立大学で、オンカラックキャンパスには医学部が、プラサーミットキャンパスには理学部、薬学部等多くの学部が設置されています。医学部での会議では、Prof. Nantana Choomchuay医学部長らと学生受け入れや今後の交流について議論を交わしました。特に、シーナカリンウィロート大学医学部から大分大学への学生・研修医の派遣について、非常に興味を持たれており、具体的な内容について話し合いを行う事が出来ました。また、学生交流をはじめとした全般的な交流を行うために大分大学との大学間協定(MOU)を是非締結したいと述べられ、その方向で検討を開始することで意見が一致しました。また、プラサーミットキャンパスでは、理学部のProf. Malai Taweechotipatr等と会合を行い、学生交流や学術交流の充実化、活性化について意見交換を行いました。Malai先生は、現在大分大学医学部博士課程で学んでいる、Supanuch Ekronarongchaiさん(指導:小林教授)の恩師でもあり、学術交流の縁を感じる訪問となりました。
 今後、両大学の交流が活発におこなわれることが期待されます。

 大分大学バンコクオフィスでは、タイならびに周辺諸国での活動(研究、学生交流、その他)を支援しています。お気軽に tomohisa@oita-u.ac.jp までお問い合わせ下さい。
医学部での会議の様子
医学部での会議の様子
オンカラックキャンパス医学部にて
オンカラックキャンパス医学部にて
理学部にて
理学部にて
理学部微生物学研究室
理学部微生物学研究室