国際交流大分大学海外事務所 活動報告vol.136

北野学長バンコクオフィス視察

 9月13日、北野正剛学長が大分大学バンコクオフィスを視察に訪れ、本オフィス担当教員である医学部内田智久講師が、さくらサイエンスプログラム、日タイの交換留学、タイにおける医療技術支援などについて報告しました。
 さくらサイエンスプログラムについては、2014年の事業開始から毎年採択され、タイの高校生13名を毎年約1週間、大分大学医学部で受け入れており、日タイの若い年代の交流に重要な役割を果たしていることについて説明しました。また、日タイの大学生レベルの交流については、短期の交流が活発になってきており、2024年は、9月現在大分大学医学部から3名の医学科生がタイの大学に短期留学していることや、タイの大学からも10名の学生が大分大学医学部に留学したこと等を報告しました。タイにおける医療技術支援については、北野学長が推進しているメコン地域(タイ、ベトナム、カンボジア、ミャンマー、ラオス)での内視鏡外科の普及・促進を目指すMESDA(Mekong Endo-Surgery Development Association)や、それを支えるAMETS(アジア医療教育研修支援機構Asian Medical Education and Training Support)の活動について意見交換しました。
 このような活動を通して、タイの医療人育成のあらゆる段階で大分大学が関与しており、さまざまなレベルで成果をあげています。大分大学バンコクオフィスは、本学初の海外事務所として2015年に開設し、開設セレモニーの際には北野学長によるテープカットが行われており、今回の訪問では、北野学長からタイや周辺地域におけるバンコクオフィスの役割についてのアドバイスがありました。

 大分大学バンコクオフィスでは、タイならびに周辺諸国での活動(研究、学生交流、その他)を支援しています。お気軽に tomohisa@oita-u.ac.jp までお問い合わせ下さい。
バンコクオフィスにて
バンコクオフィスにて