国際交流大分大学海外事務所 活動報告vol.145
JST「さくらサイエンスプログラム」によるタイの高校生受け入れ
国立研究開発法人科学技術振興機構(JST)「日本・アジア青少年サイエンス交流事業(通称:さくらサイエンスプログラム)」として、12月2日~8日の間、タイの高校生を本学医学部の内田講師が中心となり受入れました。本事業は、産学官の緊密な連携により、アジアを中心とする地域から優秀な青少年を日本に短期に招へいし、未来を担う青少年が科学技術の分野で交流を深めることを目指すものです。
今回、本学を訪れたのは、タイ王国の医学部進学者が多い理系の高校(バンコクのマヒドンウィッタヤヌソンスクール、プリンセスチュラポーンスクール)の生徒計13名と引率教員1名の合計14名で、交流、研修の日程は以下のとおりでした。
1日目:大分空港着、宇佐神宮参詣、中津城見学
2日目:本学医学部による歓迎行事、附属病院見学、外科基礎技術体験(消化器外科学講座、外科糸結び、腸管縫合体験、腹腔鏡シミュレーター体験)
3日目:研究室でのセミナー(分子病理学講座、先進医療科学科) 、本学医学部学生との交流
4日目:大分舞鶴高校訪問 (日タイのサイエンススクール交流)
5日目:南日本造船見学、うみたまご見学
6日目:大分舞鶴高校生徒との校外交流 (別府、大分市内の施設見学)
7日目:帰国
2014年にさくらサイエンスプログラムが開始されて以来、本学は継続して採択されており、これまでに117名ものアジアからの高校生が大分大学での交流、研修に参加してきました。SNS等により日本のカルチャーは広くタイでも知られるようになってきたものの、実際に見て体験するのとでは大きく異なっており、日本の生活スタイルに初めは戸惑いながらも、次第に順応していく様子が見受けられました。
本学医学部での研修では、基礎から臨床まで幅広いプログラムが準備されており、外科技術体験では、消化器外科学講座のスタッフの指導の下、実際の外科手術に用いる機器を使っての皮膚縫合や腹腔鏡手術シミュレーションを体験しました。医学セミナーでは、分子病理学講座が担当し、癌や感染症について最先端の知見をわかりやすく解説し、顕微鏡を使った実習を行いました。また、本学医学部生とは折り紙やゲームなどを通して交流を深めました。
本プログラムの実施にあたり、タイ教育省の全面的な協力を得たおかげで、参加生徒の選抜、引率教師の選定、事前のオリエンテーション等、綿密な打ち合わせを行うことができ、成功裏に終わったと言えます。本プログラム修了生が日本とタイの懸け橋となって活躍してくれることを期待しています。
大分大学バンコクオフィスでは、タイならびに周辺諸国での活動(研究、学生交流、その他)を支援しています。お気軽に tomohisa@oita-u.ac.jp までお問い合わせ下さい。
今回、本学を訪れたのは、タイ王国の医学部進学者が多い理系の高校(バンコクのマヒドンウィッタヤヌソンスクール、プリンセスチュラポーンスクール)の生徒計13名と引率教員1名の合計14名で、交流、研修の日程は以下のとおりでした。
1日目:大分空港着、宇佐神宮参詣、中津城見学
2日目:本学医学部による歓迎行事、附属病院見学、外科基礎技術体験(消化器外科学講座、外科糸結び、腸管縫合体験、腹腔鏡シミュレーター体験)
3日目:研究室でのセミナー(分子病理学講座、先進医療科学科) 、本学医学部学生との交流
4日目:大分舞鶴高校訪問 (日タイのサイエンススクール交流)
5日目:南日本造船見学、うみたまご見学
6日目:大分舞鶴高校生徒との校外交流 (別府、大分市内の施設見学)
7日目:帰国
2014年にさくらサイエンスプログラムが開始されて以来、本学は継続して採択されており、これまでに117名ものアジアからの高校生が大分大学での交流、研修に参加してきました。SNS等により日本のカルチャーは広くタイでも知られるようになってきたものの、実際に見て体験するのとでは大きく異なっており、日本の生活スタイルに初めは戸惑いながらも、次第に順応していく様子が見受けられました。
本学医学部での研修では、基礎から臨床まで幅広いプログラムが準備されており、外科技術体験では、消化器外科学講座のスタッフの指導の下、実際の外科手術に用いる機器を使っての皮膚縫合や腹腔鏡手術シミュレーションを体験しました。医学セミナーでは、分子病理学講座が担当し、癌や感染症について最先端の知見をわかりやすく解説し、顕微鏡を使った実習を行いました。また、本学医学部生とは折り紙やゲームなどを通して交流を深めました。
本プログラムの実施にあたり、タイ教育省の全面的な協力を得たおかげで、参加生徒の選抜、引率教師の選定、事前のオリエンテーション等、綿密な打ち合わせを行うことができ、成功裏に終わったと言えます。本プログラム修了生が日本とタイの懸け橋となって活躍してくれることを期待しています。
大分大学バンコクオフィスでは、タイならびに周辺諸国での活動(研究、学生交流、その他)を支援しています。お気軽に tomohisa@oita-u.ac.jp までお問い合わせ下さい。



